dining ダイニング
dining
文明と原始の融合。
果たして料理人はなんのために料理をつくるのか?
美味しさとはなんなのか?
そんな根源的な問いをテーマにしたレストラン「primitif」。
「primitif」とは「原始的」「根源的」を表すフランス語です。
目指す料理は「文明と原始の融合」。
魚沼・奥只見の食文化として存在するものだけを 原始的な方法で、
ときに最先端の調理方法で料理します。
dinner ディナー
青山緑水 1泊2食の標準コース
「10 Stories Hotel」の全施設共通のテーマは「ローカル・ガストロノミー」。
ローカル・ガストロノミーとは地域の風土・文化・歴史を料理に表現することを指しますが、
尾瀬十帖ではさらに一歩踏み込んで「文明と原始の融合」を料理テーマにしています。
「焼いて美味しいものは焼くだけ」「蒸すと美味しいものは蒸すだけ」等、原始的な調理方法で
ご提供するほか、最先端の調理方法も用いて、時間軸を超えた魚沼・奥只見の食ご提供します。
なお料理のクオリティーを上げるために完全二部制。
それ以外でのスタート時間は承ることができませんのでご了承ください。
二部制16:30〜 / 19:00〜
明るい時間からゆったり夕食を楽しめる16:30の回をおすすめしています。
夕食後は焚き火を囲んで優雅な時間をお過ごしください(焚き火タイム16:30 〜20:30)。
※予約状況により、ご希望の時間でお受けできないことがあります。
※小学校低学年以下のお子様にはキッズプレートをご用意しています
dinner ディナー
セルフBBQコース
(ヴィラスイート宿泊者限定)
ヴィラスイートにご宿泊の方限定のセルフBBQコース。16:00に各棟まで食材をお持ちします。
なお周辺環境と生態系の維持のため、庭でのバーベキューは20時までに終了していただき、
食べ残しが庭や周辺に落ちていないことをご確認ください
(熊を含めた夜行性の動物が残飯を探しに来るようになると大変危険です)。
※荒天時には客室内でホットプレート等で調理していただくことになります。ご了承ください。
dinner ディナー
2泊目(連泊)以降限定
ショートコース
連泊の方には2日目以降、前菜数品、ピザ、メイン、デザートのショートコースをご用意します。
3泊目以降も料理内容を変更してご提供します。
連泊の方で料理のご希望がある方はシェフにご相談ください。
できる限り対応させていただきます。
breakfast 朝 食
おりたて米と郷土の美味が詰まった朝食
炊き立ての魚沼産コシヒカリ「おりたて米」、集落のお母さんから教わった山菜郷土料理、山汁をご用意します。
連泊の方には、 2泊目以降、和食か洋食をお選びいただけます。
洋食は、ピザ窯で焼いたパンをご用意します。
また、登山や滝雲ハンターで早朝に出発される方には
前日の夜におにぎりや山菜ちまきをお渡しします。
船上で、山の上でお楽しみください。
ご朝食のお時間は、7:00、8:00、8:30 で承っております。
lunch ランチ
連泊限定
ランチメニュー
連泊の方のランチメニューとして、ピザ窯で焼き上げた山菜ピザ、
尾瀬十帖特製カレーなどを日替わりでご用意しています。
また、ご希望の方には「開高めし」をご用意します。
開高健氏が逗留した1970年、まだ銀山平には電気が通っていませんでした。そんな時代のこと。
村杉小屋の佐藤進さんがある日、開高氏に出した“まかない”の山菜チャーハン。
開高氏はこれをいたく気に入り、村杉小屋の名物になるように指導したといいます。
その後、山菜チャーハンは銀山平だけでなく麓の湯之谷村(現・魚沼市)名物「開高めし」となり、現在に至ります。
ご希望の方は、チェックイン時にスタッフへお声掛けください。
みんなの悲劇を
なくすために、
ご一読いただければ
幸いです。
ご宿泊を検討いただいている方にこれだけは読んでいただきたいのです。
おそらく皆さんにとって旅先での食事は「超重要」であり、
「宿泊施設の評価は料理にかかっている」という方も多いに違いありません。
ただ食事には「好み」があり、万人が美味しいという料理は存在しません。
もちろんマーケティング的側面から考えれば「美味しいという人が多い料理と食材」というのは存在するわけで、
実際にそのような料理を提供するレストランや宿泊施設が世の中では多数派だったりします。
私たち「10 Stories Hotel」でご提供する料理は、まったく異なります。
各施設ごとにコンセプトがあり、テーマを設定しています。
もちろんできる限り多くの方に「美味しい」とおっしゃっていただけるように努力しておりますが、
どの施設でも年に数組、「まったく口に合わない」というお客様がいらっしゃいます。
これはお客様にとって悲劇なだけでなく、私たちにとっても残念なことです。
そして、たった一人のクチコミがスタッフ全員の士気を落とすだけでなく、生産者の士気にまで影響します。
場合によっては誰かを鬱へ引きずりこみます。
投稿するご本人は「自分と同じ思いをしないように」という善意のつもりでも、
命をかけて取り組んでいるスタッフや生産者にとっては、「なぜ伝わらなかったのだろう」という心の傷になります。
このミスマッチをできる限り避けたいと思っています。ぜひ下記をご一読いただき、
「自分の味覚や好きな料理の方向性とは合わないかも」と感じた際には、ご宿泊を再検討いただければ幸いです。
全施設のテーマは地域の「風土・文化・歴史」を表現す「ローカルガストロノミー」です。
いわゆる旅館の料理とは異なります。
尾瀬十帖のシェフはフランス料理出身ですが、フランス料理でもありません。
尾瀬・奥只見の「風土・文化・歴史」を料理に表現できるように、日々取り組んでおります。
豪華食材は基本的に使用しません
豪華な食材や希少な食材で料理を構成することはマーケティング上「有利」ではありますが、それは全施設で禁止しております。「美味しさ」に価格や希少性は関係ありません。
豪華食材を追いかけることよりも美味しいものを作る生産者との関係性を重視し、
その味を最大限引き出したいと考えています。
味付けは薄いかもしれません。
サスティナブルな食環境を実現するため、動物性の旨みより、植物性の旨みを重視しています。
とくに野菜料理は野菜そのものの味を感じていただきたいので、塩分も最小限に抑えています。
また全施設でキャリーオーバーも含めて化学調味料を一切使っていません。
上白糖もできるだけ使用を控えています(里山十帖では全く使用していません)。
「映える」料理ではありません。
繊細に作り込まれたアミューズ、アート感あふれる盛り付けは、
アーティスト性向の強いシェフの分野だと考えています。
それを真似た料理も各所で作られていますが、真似は真似であり、
尾瀬という地で料理する意味はありません。尾瀬十帖の料理はどちらかというと地味。
コースには「焼いただけ」「蒸しただけ」といった料理も含まれます。
真面目に取り組んでいることだけはお約束します。
至らぬ点も多いと思います。
「コンセプトは立派だけど料理が追いついていない」と思われるかもしれません。
でも真面目に取り組んでいることだけはお約束します。今日より明日、今年より来年。
よりよい食環境を実現するために。山深い奥只見と尾瀬の自然を感じていただくために。
そしてお客様に認めていただけるように、スタッフ一同、取り組んでおります。